まえがき
最近太陽が沈むのが早くなり寒くなってきましたが、皆さんお元気にお過ごしでしょうか?
ここ数週間、週に1回テニスレッスンを受けるようになりましたが、グループ内のメンバーのレベルが自分と異なっており少しもどかしい気持ちが続いています。
ただし、コーチの指導の下、テニスが出来る環境は非常にありがたいです。
私は2024年の春にテニスの試合中に指を何針も縫う大怪我をしたのですが、それ以来技術と筋力と体力がガクンと落ちてしまいました。
アメリカではUS Openを開催しているUSTAという団体がアマチュアの大会も開催しています。
アマチュアの大会はレベルが細かく分かれていて、私はNTRPと呼ばれる指標で3.5ですが、以前は4.0の試合にも何回か出場していました。
今では怪我をする前のレベルにだいぶ戻ってきたので、10月末に久し振りにトーナメントへ出場することに決めました。
今回のトーナメントは怪我をして以来初めてなので少しチャレンジングになりますが、NTRP 4.0の大会に参加しました。
結果は残念ながら初戦敗退でしたが、一つ上のランクで試合できたことは経験になりました。
また、今月から団体リーグ戦の受付も始まってくるので、コーディネーターの方に協力してもらって、団体リーグ戦にも参加しようと考えています。
昨年も怪我がある程度治ってきた段階で団体リーグ戦に出ようと試みましたが、機会に恵まれず思ったように試合に出場できなかったので、今年こそはと意気込んでいます!
なお、先月非常に嬉しいニュースがありましたが、詳しい情報は12月ごろにさせていただきます。
それでは、今月の樹になる話題に行ってみましょう!!
樹になるニュース
H-1Bビザ申請に10万ドル手数料:外国人技術者に迫るアメリカの新ルールと、キャリアを守るために今できること
最近、アメリカの「H‑1Bビザ」をめぐるニュースが目まぐるしく変わっています。
手数料が10万ドル!? 抽選制度が賃金重視に!? インドIT企業が狙われる!?
正直、情報が飛び交いすぎて、普通に働きたい人や技術者にとっては混乱必至です。
そこで今回は、私がニュースを整理しつつ、「今、知っておくべきポイント」と「個人的に考えた備え」をまとめてみました。
まず押さえておきたい制度の変化
高額手数料「10万ドル」の衝撃
- H‑1Bビザの新規申請者に対して、10万ドル(約1,400~1,600万円)という手数料を課す布告が出ました。
- 特にインドIT企業など、米国プロジェクト向けの派遣モデルを使う企業に大きな影響。
- 企業も社員も、突然の追加コストに右往左往しています。
抽選方式から賃金・スキル重視へのシフト
- これまでの無作為抽選(ロットリー)で当たる方式は、「運頼み」でした。
- 新制度では、提示賃金やスキルによって優先度が決まる方向へ。
- 高い給料を提示できる人・企業は当選確率アップ、低い人・企業は不利に。
インドIT企業が狙われている
- インドのアウトソーシング企業は米国での派遣モデルが主力。
- 高額手数料は利益率を圧迫し、ビジネスモデルの見直しを迫られています。
法的・運用上の不透明さ
- 手数料や抽選方法の変更をめぐって訴訟の可能性も。
- 実務上の適用範囲や例外措置(大学・研究機関など)もまだ確定していません。
現場の反応
- 大手企業はビザ保持者の状況を確認し、渡航や更新の準備を急いでいる。
- 一部では「新規手数料は新規申請のみ」との釈明が出ていますが、制度の流動性は高く、混乱が続きそうです。
- 技術者自身も、渡航や契約条件を改めて確認する必要が出てきました。
個人的に注目しているポイント
- 資金力と格差
高額手数料や賃金優先の選考は、資金のある企業や個人に有利。小規模企業や資金の少ない技術者は不利になりそうです。 - 制度の性格が変わる
運頼みの抽選から、能力や賃金を基準にする選考へ。これにより、国際的な人材流動や企業戦略が変わる可能性がありそうです。 - 海外でのキャリア形成の難易度が上がる
選択肢が減ることで、リスクマネジメントや事前準備の重要性が増すことが懸念されます。
今、キャリアを守るためにできること
企業やH-1Bビザ保有者として、以下のことを意識して動く必要が出てくるかと思います:
- 提示賃金・待遇の設計を慎重に
新制度では、申請時の賃金が当選確率に直結するので余裕を持たせて設定したい。 - ビザ・契約条件の確認
有効期間や更新の条件、例外措置の適用範囲などを確認。 - 情報感度を高める
政府発表や訴訟動向、企業の対応策などを常にチェック。 - 代替プランを用意
米国外での就業、リモート契約、他国ビザ制度なども視野に入れる。
まとめ
アメリカのH‑1Bビザ制度は、国際労働市場や企業戦略、個人のキャリア形成に直結する重大な制度です。今回の10万ドル手数料や賃金重視選考の動きは、働きたい人や企業にとって大きな影響を与えます。
かくいう私も現在グリーンカードの承認待ちで、今もH‑1Bビザでアメリカで働いていますが、私の感想としては、「変化の波を先に知って準備しておく人が生き残る」という、まさにキャリアリスク管理の時代だなと思いました。アメリカで働くことを考えている人は、情報のアンテナを高く張りつつ、柔軟に備えておくのが吉だと思います。
たった3分の「赤い光」で視力がよみがえる?──老化とミトコンドリアの関係を探る最新研究
「最近、色がくすんで見える」「夕方になると目が疲れやすい」
そんな経験、ありませんか?実はそれ、目の細胞のエネルギー不足が関係しているかもしれません。
イギリス・ユニバーシティ・カレッジ・ロンドン(UCL)の研究チームが、わずか3分間、赤い光(670ナノメートル)を見つめるだけで、加齢による色覚の低下が一時的に改善するという驚きの結果を発表しました。
この研究は、2021年に科学誌 Scientific Reports(Nature系列) に掲載されています。
老化の原因は「ミトコンドリアの疲れ」
私たちの目の網膜には、光を感じ取る錐体細胞があり、「赤・緑・青」などの色を見分ける働きをしています。ところが、この錐体細胞はエネルギー消費量がとても多いため、年齢とともに細胞のエネルギー工場であるミトコンドリアが疲れてしまいます。
その結果、エネルギー分子の量が減り、目の働き、特に「色のコントラストを見分ける力」が低下していくそうです。
赤い光が“ミトコンドリア”を元気にする?
研究チームは以前から、長波長(赤〜近赤外)光がミトコンドリアの働きを高めることを動物実験で確認していました。
そこで今回は、
「人間でも、たった一度の赤色光照射で視覚が改善するのか?」
「その効果はどれくらい続くのか?」
をテストしました。
実験の内容
- 対象:34〜70歳の健康な男女
- 方法:片目に670nmの赤い光を3分間照射
- 照射時間:朝(8〜9時)または昼(12〜13時)
- 照射時間:朝(8〜9時)または昼(12〜13時)
結果:朝に当てると“見え方”が向上!
驚くべきことに、朝に赤い光を3分見たグループでは、3時間後に「色コントラスト感度」が明らかに向上したようです。
- 🔵 青–黄(トリタン軸):約17%改善
- 🔴 赤–緑(プロタン軸):約12%改善
しかも、この効果は1週間ほど持続した人も!
一方で、昼に照射したグループでは効果なし。
つまり、朝に赤い光を浴びることが鍵なようです。
なぜ「朝」が大事?
研究者によると、ミトコンドリアの活動リズムは日中の時間帯で変化するそうです。朝は“光に反応しやすいモード”になっており、エネルギー代謝をサポートしやすい時間帯で、午後になると感受性が落ちてしまい、同じ光を当てても効果が薄くなるのだとか。
「病は気から」って、ただの古い言い回し? いいえ、科学がその真実に近づいていた話
みなさん、体調が悪くなると「ストレスのせいかな…」とか「気の持ちようじゃないか」と思ったこと、ありませんか?昔から「病は気から」なんて言われますが、実は最近の研究で「記憶」だけで体の中に炎症を再現できる可能性が示され始めているんです。
イスラエル工科大学を中心とした研究チームが、マウスを使った実験で「脳には“病気の記憶”を保存する回路があり、それを刺激するだけで体のその部位に炎症が再び起こる」ことを明らかにしました。
病気を“記憶”する脳? どういうこと?
まず、実験の入り口はこうでした:
- 病気を起こす
マウスに薬を与えて、大腸炎や腹膜炎を発生させます。 - 炎症を退ける
時間をかけて治療(自然治癒も含む)し、炎症を収めます。 - 脳内回路の特定
そのとき、炎症を起こしていた部位ごとに、特定の脳の領域が活性化していたことがわかります。 - その回路を再刺激する
なんと、炎症が収まった後でも、その“炎症時に働いた脳回路”だけを薬剤などで刺激すると、マウスはまた同じ部位に炎症を起こしてしまった、というのです。
つまり、「体が炎症を起こしていたときに活性化した脳のネットワーク」を再びオンにすることで、体でも炎症が“再現”できてしまう。まさに“病気の記憶”を呼び起こすという現象が、マウスで観察されてしまったんですね。
「心が原因で病気が起こる」って、どこまで本当?
この発見から、こんな仮説が立ち上がります:
- 脳に「部位×炎症パターン」の記憶があって、特定のストレスや刺激がその記憶回路を呼び覚ます
- だから、嫌なことを思い出したり心理的ストレスを受けたりするだけで、過去に炎症を起こした場所に痛みや不快感が出る
- ひいては、アレルギーや自己免疫疾患、過敏性腸症候群のような“原因不明の慢性的な炎症”の一部を、脳側の記憶が裏で操っている可能性も
もちろんこれはまだマウス実験の段階で、人間で同じことが起こるかどうかはこれからの研究によります。ただ、これがひとつの鍵になると、「心と体のつながり」を扱う医療や精神医療、あるいは心身症の理解が一歩先に進むかもしれません。
私がこの話を聞いて感じたこと
この記事を読んで思ったのは、心だけでなく「記憶」が、身体の不調に“ブレーキ”をかける役割もあれば“スイッチ”を入れる役割も持ってるんじゃないかということです。たとえば、風邪をひいたあと、その苦しさを記憶している脳が「また同じ感じになるかも…」と反応しやすくなっているとか。ある意味、脳が“警戒モード”になって、炎症を再現する準備をしている…なんてことも理論的にはあり得るわけです。
もちろん、人間には複雑な感情や社会・環境的ストレスが絡むので、単純な因果関係には落とし込めないでしょう。でも、こういう研究を通じて「心の中だけで起こる不調」への理解が深まれば、「症状を頭ごなしに否定する医学」の見方も変わると思います。
火星がもっと近くなる?原子力エンジン搭載の新型ロケット「CNTR」
NASAとオハイオ州立大学が共同開発中の「遠心核熱ロケット(CNTR)」という新型ロケットが、火星への往復時間を大幅に短縮する可能性があるようです。
CNTRとは?
CNTRは、液体ウラン燃料を使用した原子炉でロケット推進剤を加熱し、高効率の推進力を得るという新しいコンセプトのロケットです。
この技術の最大の特徴は、宇宙空間に存在するアンモニアやメタン、プロパン、ヒドラジンなどの推進剤を柔軟に活用できる点です。
往復時間の短縮
現在、化学エンジンでは火星への片道旅行に約1年かかりますが、CNTRを使用すればその時間が半年に短縮され、往復が1年で可能になるとされています。
これにより、火星探査や有人ミッションの実現が現実味を帯びてきます。
課題と展望
もちろん、CNTRはまだ構想段階であり、安全性や安定したシステムの確立が課題とされています。しかし、オハイオ州立大学の研究チームは、いくつかの技術的な課題をクリアすれば、早期の実現が可能との見通しを示しています。
このような革新的な技術が進展することで、火星がより身近な存在になる日が来るかもしれません。宇宙開発の未来に期待が高まりますね!
AI女優Tilly Norwoodが映画業界を揺るがす!
最近話題のAI女優「Tilly Norwood」についてご紹介します。
Tilly Norwoodとは?
Tilly Norwoodは、オランダ出身の女優・プロデューサーであるエリーヌ・ファン・デル・フェルデン氏が設立したAI制作会社「Particle6」のAIタレントスタジオ「Xicoia」によって生み出された、完全にAIで生成されたバーチャル女優です。
彼女は、2025年7月30日にYouTubeで公開されたコメディ短編映画「AI Commissioner」でデビューを果たしました。この作品は、AIツールを駆使して制作され、ティリーはその中で主要な役割を演じています。
SNSでの活動
Tillyは、Instagram(@tillynorwood)を通じて日常の様子やファッションを投稿し、ファンとの交流を楽しんでいます。彼女のプロフィールには「私は創造物です」と明記されており、AIであることを隠すことなく活動しています。
映画業界への影響
Tillyの登場は、映画業界に大きな波紋を広げています。彼女を生み出したエリーヌ・ファン・デル・フェルデン氏は、Tillyを次世代のスカーレット・ヨハンソンやナタリー・ポートマンに育てたいと語っています。また、複数のタレント事務所が彼女との契約を検討しており、今後の展開が注目されています。
一方で、実際の俳優たちからは反発の声も上がっています。彼らは、AI女優の登場が自らの仕事を脅かすのではないかと懸念しています。このような状況は、AIと人間の共存についての議論を呼び起こしています。
まとめ
Tilly Norwoodの登場は、AI技術がエンターテイメント業界にどのような影響を与えるかを考えさせられる出来事です。彼女が今後、どのような活躍を見せるのか、そしてAIと人間の共演がどのように進化していくのか、少し怖いですが楽しみですね。
樹になるトピック
ノーベル賞の誕生秘話:誤報から生まれた世界的な栄誉
こんにちは、皆さん。今日は、ノーベル賞の誕生にまつわる意外なエピソードをご紹介します。
誤報がきっかけ?
ノーベル賞の創設者であるアルフレッド・ノーベル。彼はダイナマイトの発明で知られていますが、その死後に世界的な栄誉を生み出すことになるとは、当時誰も予想していませんでした。
実は、ノーベル賞の設立にはある誤報が関係しているのです。彼の兄弟が亡くなった際、フランスの新聞が「死の商人」としてのノーベルを批判する記事を掲載しました。この誤報がノーベルに深い衝撃を与え、彼は自らの遺産を使って「人類のための功績」を称える賞を設立する決意を固めたと言われています。
ノーベル賞の設立
ノーベルは遺言で、彼の遺産を使って「人類に最も貢献した人物」に贈る賞を設立するようにと記しました。これが現在のノーベル賞の起源です。彼の意志により、1901年に初めてノーベル賞が授与され、以来、世界中の優れた研究者や活動家がこの栄誉を受けています。
まとめ
ノーベル賞の誕生には、誤報という予期せぬ出来事が大きな影響を与えました。もしあの誤報がなければ、ノーベル賞は存在しなかったかもしれません。人の人生には予測できない出来事が多くありますが、それが大きな転機となり、世界を変える力になることもあるのだと感じさせられます。
樹になるコンテンツ
今月はお休みさせていただきます。
樹になる資産形成
日本では歴史上初の女性総裁が誕生し、日本の市場も順調のようですが、私は変わらず米国の株式に投資しています。前回からの成績は以下のとおりです。
- KNSA: 8.72%
- STRL: 7.57%
- SEI: 8.62%, 3.96%
- BE: 0.42%
- CMCL: 7.62%
- PTCT: 3.92%, 2.06%
- NEM: (15.39)%
- AEIS: 3.69%, 5.80%
- APH: 0.73%
- CIEN: 3.36%, (4.80)%
- AORT: (3.53)%
11月に入ってから米国市場が悪化してきたので少し痛い目を見ましたが、今の目標は3~5%以上のゲインを週に2回以上刻めることを目標としています。また、最近は金の価値が高まってきていることもあって、採掘会社などの関連産業が大きな伸びを見せていましたが、乱高下が激しく成果はまずまずと言った感じになりました。
市場が悪化してきたこともあるので現在保有中の銘柄はありません。市場が回復するまでしばらく現金ポジションが続きそうです。
樹になる店
Fasil Mediterranean Restaurant
久し振りに地中海料理が食べたくなり、近所で探していったのがこちらの店になります。
地中海料理はほぼ全て一緒なのかもしれませんが、トルコ料理がメインの店でした。
接客はとてもフレンドリーで、締めのトルココーヒーも含めて各料理すべて大変美味しかったです!






Fasil Mediterranean Restaurant
308 Wootton St Ste 1, Boonton, NJ 07005
Mon 11:00 AM – 10:00 PM
Tue Closed
Wed-Thu 11:00 AM – 10:00 PM
Fri-Sat 11:00 AM – 11:00 PM
Sun 12:00 PM – 10:00 PM
あとがき
本来10月中に投稿する予定でしたが、家族で体調を崩すなど私生活が非常にバタバタしてしまい、投稿が11月になってしまいました。
12月もしっかりと投稿できるように頑張ります!

コメント